2016年5月3日火曜日

Dimitri Mitropoulos/NYP Beethoven Symphony No.9 1955 Live

●ミトロプーロス/NYPライブ
 ベートーヴェン 交響曲第9番


プレミエ60070DF
ベートーヴェン 交響曲第9番
フランシス・イーンド(ソプラノ)、マーサ・リプトン(アルト)
デイヴィッド・ロイド(テノール)、マック・ハレル(バス)
ウェストミンスター合唱団
ディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
1955年4月17日
ニューヨーク・カーネギー・ホール
モノラル ライブ

Premiere
60070DF
Ludwig van BEETHOVEN
SYMPHONY No.9 in D minor, Op.125 "Choral"
Frances Yeend (s)
Martha Lipton (ms)
David Lloyd (t)
Mack Harrell (br)
Westminster Choir
Dr. John Finley Williamson, director
New York Philharmonic
Dimitri Mitropoulos, conductor
17.4.1955, Carnegie Hall, New York
Recorded Live MONO

※米ミトロプーロス協会提供による音源からCD化。10数年前に同協会のプライベートCD-Rが少数流通したのみでほぼ初出といえる。現在確認されている唯一のミトロプーロスのベートーヴェン第9。
音質は1950年代中頃のライブ録音としては標準的。特に優秀というわけではないが、バランスも良く、当時のテープ録音では避けられないヒスノイズも許容範囲で鑑賞に支障はない。ただし、注意書きにあるように第3楽章の一部(タイミングの6分28秒~7分30秒)に、保存テープのトラブルによる再生不能箇所があり、欠落箇所はフリッツ・ブッシュ指揮デンマーク放送響の1950年ライブ録音で補われている。幸いテンポ設定や音質などがよく似ており、違和感なく収まっている。
ミトロプーロスはニューヨーク・フィルとベートーヴェン第9を、本CDを含む1955年に3公演、1956年に1公演指揮しており、4月17日の公演は1954~1955年シーズン最後の定期演奏会であった。1955年の3公演では、第9の前にヤン・マイエロヴィツ(1913~1988年)による「The Glory Around His Head」(復活のカンタータ)が初演された。ミトロプーロスは、1951~1957年のニューヨーク・フィル音楽監督の在任中、数々の現代曲を取り上げており、1954~1955年シーズンだけを見ても、ショスタコーヴィチの交響曲第10番(アメリカ初演)、ロイ・ハリスの交響的警句(初演)のほかスカルコッタス、ミヨー、リエティ、メニンなど、珍しい作品が数多く演奏されたが、これらがニューヨークの保守的な聴衆の不興を買い、後にバーンスタインへ交代する要因となった。
ミトロプーロスによるベートーヴェンの交響曲録音は、スタジオ録音では、1940年米コロンビアにミネアポリス響と第6番を録音したのみ。その他にライブ録音として1~3、5、8番が残されている。ちなみに本CDの独唱陣と合唱は、1953年に行われたブルーノ・ワルターによる米コロムビアへのベートーヴェン第9第4楽章再録音とまったく同一である。NYPによる第9公演のレギュラー・メンバーという位置づけだっだのかも知れない。

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Monteux/MET Debussy Pelléas et Mélisande

 

●モントゥー/METライブ
  ドビュッシー ペレアスとメリザンド全曲


プレミエ60081DF
ドビュッシー 歌劇「ペレアスとメリザンド」
ペレアス:セオドア・アプマン(バリトン)
メリザンド:ナディーン・コナー(ソプラノ)
ゴロー:マルシアル・サンゲル(バス)
アルケル:ジェローム:ハインズ(バス)
ジュヌヴィエーヴ:マーサ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
イニョルド:ヴィルマ・ゲオルギュー(ソプラノ)
医者:ルーベン・ヴィシェイ(バス)
ピエール・モントゥー指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
1954年1月2日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場
ライブ、モノラル

Premiere
60081DF
Claude-Achille DEBUSSY
PELLÉAS et  MÉLISANDE
Drama lyrique en cinq actes et douze tableaux
Texte: Maurice Maeterlinck
Pelléas.................Theodor Uppman
Mélisande...............Nadine Conner
Golaud..................Martial Singher
Arkel...................Jerome Hines
Geneviève...............Martha Lipton
Yniold..................Vilma Georgiou
Le médecin...............Luben Vichey
Metropolitan Opera Orchestra and Chorus
Pierre Monteux, conductor
January 2, 1954
Metropolitan Opera House
Matinee Broadcast
Recorded Live MONO
2CD set

WARNING: The Act 2 Scene 1 original source material, equivalent to about 3 minutes 40 seconds of music, were missing. The missing material, which spans the time interval from 2:14 to end of Track 10 and all of Track 11 of this CD-R, was replaced here with the corresponding passage from the recording on Teatro Colon June 19.1962, Jean Fournet with Victoria de Los Angeles and Pierre Mollet.

※おそらく初登場となるモントゥー指揮による「ペレアスとメリザンド」全曲。メトロポリタン歌劇場(MET)におけるライブ録音。おそらくエアチェックテープがオリジナルソースと思われるが、残念ながら録音状態は優秀とはいえず、ややくすんだノイズっぽい音質。テープによる録音にもかかわらず第4幕~第5幕には、ディスク録音に聞かれるスクラッチのようなノイズも若干入り、第5幕の末尾にはわずかな周期的なレベル変動もある。それでも大きなノイズや破綻、ピッチの変動はなく、中継放送用のマイクセッティングも適正であるため、歌手とオーケストラのバランスも問題なく、聞こえるべき音は聞こえる。総じて言えば1950年代前半のマリア・カラスによるミラノ・スカラ座ライブなどと同等か。CD化に当たって音質を若干改善させており、第4幕~第5幕のノイズは鑑賞の妨げにならないレベルまで低減してある。モントゥーの演奏を知るために不足はない。
なお、ジャケットの断り書きにあるように、オリジナルの音源は、トラック10第2幕第1場の2分14秒(メリザンドのNon, non, nous ne la retrouverons plus,)から、続くトラック11間奏曲末尾まで4分40秒弱の欠落があるため、1962年6月19日ブエノスアイレス・コロン歌劇場におけるジャン・フルネ指揮、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ピエール・モレ出演のライブ録音で補っている。また、第4幕第3場、公園の泉水の場面は上演時にカットされ演奏されていない。
「ペレアスとメリザンド」は、1902年パリ・オペラ・コミックで世界初演されたが、モントゥーはこの初演にヴィオラ奏者として参加した(指揮は作曲家としても知られるアンドレ・メサジェ)。リハーサルでは、演奏者に対してドビュッシー本人からの指示や指摘もあったと思われ、初演を知る演奏家による指揮として興味深い(ただし、伝えられるところでは、メリザンド役選定をめぐって原作者メーテルランクとドビュッシーが激しく対立、リハーサルは、それぞれの支持者による妨害があったとも言われ、「春の祭典」に近い騒動の中で進められたようだ)。
上記CDの「ペレアス」公演は、モントゥーが1953~1956年にかけて、METで「ファウスト」「ホフマン物語」「カルメン」「マノン」「オルフェオとエウリディーチェ」「トラヴィアータ」などを指揮した中の一作品。「ペレアス」は6公演が行われた。ちなみにモントゥーのMET指揮は1917~1919年シーズン以来、実に30数年ぶりであった。
モントゥーは1908年から1914年まで、フランス北部の保養地ディエップのカジノ劇場と契約し、劇場のオーケストラを指揮してオペラ・オペレッタを含むおびただしい数の作品を上演した。モントゥー自身の言葉によれば、この経験により、いかなる作品の演奏依頼にも応えられる幅広いレパートリーを身につけたという。後年、モントゥーの活動は歌劇場のキャリアとは無縁であったが、ディエップの経験が、上記のようなMET公演に活かされているのだろう。
出演者は、日本でよく知られているスター歌手は見当たらないが、当時METで、シーズンオープニングなど重要公演以外の、普段の公演を支えた実力派が揃っている。とりわけペレアス役のアップマンは、1947年モントゥー指揮サンフランシスコ響による「ペレアス」演奏会形式上演(メリザンド役はマギー・テイト)において、この役を演じたことで注目され、翌年にニューヨーク・シティ・オペラで同じくペレアスを演じ、1953年METにデビューするに至った。このような経緯を考えると、この1954年の公演でも、アップマンの歌唱にはモントゥーの意図が十分に反映されていると思われる。ちなみにモントゥー指揮による「ペレアス」6公演すべてにアップマンが出演した。
ゴロー役のサンゲルは、フランス出身でアメリカで活躍。1955年ミュンシュ指揮ボストン響によるファウストの劫罰のRCA録音にメフィストフェレス役で参加している。興味深いことに、1945年METの「ペレアス」公演ではペレアスを演じていた。年齢とともに声域が低くなったか。
メリザンド役のコナーは、当時METでリリックソプラノ役を一手に引き受けていた名手。メリザンド役は、少なくともMETでは、モントゥー指揮による1953~1954年公演のみのようだ。なお、コナーは6公演中4公演に参加。残り2公演はビクトリア・デ・ロス・アンヘレスが出演した。
モントゥーは、上記ライブ録音以外に「ペレアスとメリザンド」の録音を残しておらず、1957年にボストン響と管弦楽抜粋をライブ録音していたのみである。


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2015年4月10日金曜日

●カイルベルトのマーラー交響曲第8番
 1960年ウィーン芸術週間ライブ


オルガヌム110053AL
マーラー 交響曲第8番
メリッタ・ムセリ、ゲルダ・シャイラー、ウィルマ・リップ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン、ウルズラ・ベーゼ(コントラルト)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
ヘルマン・プライ(バリトン)
オットー・エーデルマン(バス)
フランツ・シュッツ(オルガン)
ウィーン楽友協会合唱団
ヨゼフ・カイルベルト指揮ウィーン交響楽団
1960年6月19日
ウィーン・ムジークフェラインザール
ライブ モノラル

ORGANUM
110053.AL
Gustav MAHLER
Symphony No. 8 in E flat major
"Sinfonie der Tausend"
Melitta Muszely (1. soprano/Magna peccatrix)
Gerda Scheyrer (2. soprano/Una poenitentium)
Wilma Lipp (3. soprano/Mater gloriosa)
Hilde Rossel-Majdan (1. contralto/Mulier Smaritana)
Ursula Boese (2. contralto/Maria Aeqyptiaca)
Fritz Wunderlich (tenor/Doctor Marianus)
Hermann Prey (baritone/Pater ecstaticus)
Otto Edelmann (bass/Pater profundus)
Franz Schutz (organ)
Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde Wien
Wiener Symphoniker
Joseph Keilberth (conductor)
19.6.1960, Grossersaal, Musikverein, Wien
"Wiener Festwochen 1960"
Recorded Live MONO
2CD set

※1960年ウィーン芸術週間におけるマーラー生誕100年を記念するライブ。この年の芸術週間では、クレンペラー/フィルハーモニア管によるベートーヴェン交響曲全曲演奏会や、ワルターによるウィーン・フィルとの「告別」演奏会も行われた。カイルベルトはマーラーの交響曲のスタジオ録音を残さず、この他に1番と大地の歌のライブ録音が現在までに確認されているのみ。カイルベルトの指揮とともに、早世した名テノール、ヴンダーリヒの歌唱にも注目される。
オリジナルの音源は、ヒスノイズ、ハムノイズ等が多く、リマスタリングにより鑑賞の妨げになるような傷は改善したが、ノイズを完全に除去すると音質を損なうおそれがあるため、一部の微少なノイズなどは残したという。また、録音テープ保管中の転写によるものか、弱音部などで同じ演奏?の他の部分がかすかに聞こえる箇所があるが、音質自体は悪くなく、前述のワルター/ウィーン・フィル告別演奏会よりクリアに録れている。膨大な編成にもかかわらず、独唱・合唱・オーケストラの録音バランスも適正。

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2015年4月1日水曜日

●ベイヌム/クリーヴランド ライブ 唯一の共演
 ベルリオーズ 幻想交響曲 ほか


プレミエ60026DF
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
ラヴェル スペイン狂詩曲
ベルリオーズ 幻想故郷曲
エドゥアルド・ファン・ベイヌム指揮クリーヴランド管弦楽団
1955年12月22日
セヴェランス・ホール、クリーヴランド
ライブ、ステレオ

Premiere 60026DF
Carl Maria von WEBER
Overture to "Der FREISCHUTZ"
Maurice RAVEL
RHAPSODIE ESPAGNOLE
Hector BERLIOZ
SYMPHONIE FANTASTIQUE, Op.14
Cleveland Orchestra
Eduard van Beinum, conductor
22.12.1955, Severence Hall, Cleveland
Recorded Live STEREO

※1955年という、極めて早い時期のステレオ録音。マイクセッティングに不慣れなためか、左右の広がりに少し欠けるが、音質は鮮明で分離も良い。
当時コンセルトヘボウ管に客演したジョージ・セルが、返礼のため同管の常任指揮者ベイヌムを、自ら率いるクリーヴランド管に招いたという。その後も客演の招聘があったというが、ベイヌムの早世により、この演奏が両者唯一の共演となった。クリーヴランド管はセルによる常任9年目。セルの厳しいトレーニングにより一流オーケストラの仲間入りをしつつあった時期にあたり、米コロムビア(エピック)へのレコード録音も活発化していた。
ベイヌムは、スペイン狂詩曲を1946年英デッカにスタジオ録音、幻想交響曲を1946年と1951年英デッカにスタジオ録音していたほか、1943年独ポリドールにSP録音していたが未発売に終わったという。「魔弾の射手」序曲はスタジオ録音を残さず、このライブが現在確認できる唯一の演奏と思われる。

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2015年3月27日金曜日

●リヒテル 1954年クラクフ、1961年ブダペスト・ライブ 

 チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番、リスト/ピアノ協奏曲第2番ほか

 


オルガヌム110039AL
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
リスト ピアノ協奏曲第2番、ハンガリー幻想曲
スビャトスラフ・リヒテル(p)
ボフダン・ヴォディチコ指揮クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団
ヤーノシュ・フェレンチク指揮ハンガリー国立交響楽団
1954年11月12日、クラクフ・フィルハーモニック・ホール
1961年9月19日、27日、エルケル劇場、ブダペスト
ライブ モノラル

ORGANUM 110039.AL
Pyotr Ilyich Tchaikovsky
Piano Concerto No.1 in B minor, Op.23
Franz Liszt
Piano Concerto No.2 in A major, S.125
The Hungarian Fantasy for Piano and Orchestra S.123
Sviatoslav Richter, Piano
Cracow Philharmonic Orchestra, Bogdan Wodicko (Op.23)
Hungarian State Orchestra, Janos Ferencsik (S.125, S.123)
12.11.1954, Philharmonic Hall, Cracow (Op.23)
19/27.9.1961, Erkel Theater, Budapest (S.125, S.123)
Recorded Live  MONO

※リヒテルがポーランドとハンガリーに客演した際のライブ。1954年のチャイコフスキーは、当時の東欧の録音技術を考慮すれば良好な部類。西欧の基準では1940年代後半のレベルだが、テープ録音で破綻もなく、リヒテル壮年期の「凄さ」を実感できる音質。1961年のリストは、7年後の録音でもあり良好な音質。
リヒテルは1950年、チェコへ初めての国外演奏旅行を行ったが、亡命を警戒したソ連当局から西欧への演奏旅行は許可されず、1960年のフィンランド初訪問までの間、国外公演は旧共産圏各国のみであった。1954年のチャイコフスキーはポーランド公演の記録。2日前の11月10日にはワルシャワでリサイタルを行い、その際のショパンの録音が海外レーベルでCD化されている。1961年のリストは、9月にルーマニアとハンガリーをまわった際の記録。この年は7~8月に英国、10月にフランス(それぞれ初公演)と海外公演が続き、リヒテルが巨匠としての国際的評価を決定づけた時期の演奏。なお、ハンガリー幻想曲は、ブダペスト・フィルによる演奏とする資料もある。
リヒテルは上記CDのほかに、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を、1954年アンチェル/チェコ・フィルとスプラフォンに、1958年ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルとメロディアに、1962年カラヤン/ウィーン響と独グラモフォンにそれぞれスタジオ録音していたほか、1950年イワーノフ/ブルノ放送響(当レーベル・オルガヌム110020.ALでCD化)、1957年ラクリン/ソビエト国立響、1968年コンドラシン/ソビエト国立響とライブ録音していた。また、リストのピアノ協奏曲第2番を、1961年コンドラシン/ロンドン響と蘭フィリップス(本来の制作主体は米マーキュリーか)にスタジオ録音していたほか、この録音の直前に同じ共演者とライブ録音していた。ハンガリー幻想曲は、ピアノ協奏曲第2番と同じ演奏会のライブが残されている。当CDのチャイコフスキーの演奏は、数種あるリヒテルの録音の中でおそらく最速の演奏と思われる。

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2015年3月26日木曜日

●モントゥー/ニューヨーク・フィル ライブ

 ラヴェル「クープランの墓」、「スペイン狂詩曲」、「ダフニスとクロエ」

 


プレミエ60044DF
ラヴェル
「クープランの墓」、「スペイン狂詩曲」、「ダフニスとクロエ」第1、第2組曲
ピエール・モントゥー指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
1959年3月7日
ニューヨーク・カーネギー・ホール
ライブ、モノラル

Premiere 60044DF
Maurice RAVEL
Le TOMBEAU de COUPERIN
RHAPSODIE ESPAGNOLE
DAPHNIS et CHLOE Suite No.1, No.2
New York Philharmonic
Pierre Monteux, conductor
7.3.1959, Carnegie Hall, N.Y.
Recorded Live MONO

※ニューヨーク・フィルとのラヴェル・プログラム。モノラルながら録音は優秀。このままステレオにしても通用する音質。
モントゥー/ニューヨーク・フィルは、我々日本人には珍しい組み合わせに見えるが、モントゥーは1927年に初めて同フィルに客演して以来、その後中断はあったものの、1943年以降1961年までほぼ毎年共演していた。特に、野外劇場ルイソン・スタジアムにおける夏のコンサートへの出演は恒例で、ニューヨーク市民に親しまれた。
当CDの1959年のコンサートは、三夜連続公演の3日目で、前半は「クープランの墓」、ヨゼフ・シゲティ独奏でバッハのヴァイオリン協奏曲ニ短調(チェンバロ協奏曲の編曲版)、「スペイン狂詩曲」が演奏され、後半は、再びシゲティ独奏でベルリオーズの「夢とカプリッチョ」、「ダフニスとクロエ」第1、第2組曲が演奏された。
モントゥーは「クープランの墓」のスタジオ録音を残さず、現在確認されているのは当演奏のみ。「スペイン狂詩曲」は1961年英デッカにスタジオ録音、「ダフニス」全 曲を1959年英デッカにスタジオ録音、「ダフニス」第1組曲を1946年米RCAにスタジオ録音しているが、第1・第2組曲の形での録音は現在確認されてい る限り当演奏のみ。

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●クナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィルほか 1948年、1956年ライブ

 ベートーヴェン 交響曲第1番、第5番 1番は新発見


オルガヌム110024.AL
ベートーヴェン 交響曲第1番、第5番
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1948年9月11日、ミュンヘン大学講堂
1956年4月9日、ベルリン音楽大学講堂
ライブ モノラル

ORGANUM 110024.AL    
Ludwig van BEETHOVEN
SYMPHONY No.1 in C major, Op.21
SYMPHONY No.5 in C Minor, Op.67
Munchner Philharmoniker (Op.21)
Berliner Philharmoniker (Op.67)
Hans Knappertsbusch, conductor
11.9.1948, Aula der Universitat, Munchen (Op.21)
9.4.1956, Konzertsaal der Hochschule fur Musik, Berlin (Op.67)
Recorded Live MONO

※交響曲第1番は当レーベルが2012年に初発売。クナッパーツブッシュは同曲を戦前に3度ほど演奏した記録があるが、戦後は、当演奏を含む9月11日と12日の2回のみしか取り上げなかったと思われる。5番はこのほかに1962年フランクフルト放送響とのライブ録音が残されている。
第1番のオリジナルの音質は良好とは言い難く、ハムノイズやヒスノイズが音楽全体を重く覆っており、演奏も鈍重な印象があったが、今回のプレスから音質改善が図られ、音質に配慮しつつ、これらのノイズが大幅に低減された。その結果、やせ気味で貧相に聞こえた弱音部に豊かなニュアンスが感じられるようになり、多くの既出盤と比べて演奏のイメージが変わった。また、各所のドロップアウトやクリックノイズも解消されている。一方、第5番もヒスノイズが多い音源だったが、こちらも改善されている。
クナッパーツブッシュは、ベートーヴェン交響曲第1番と5番のレコードのためのスタジオ録音を行わず、残されているのは上記を含むライブ録音のみである。 

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